cues派遣員のあれこれ

暇ならcues派遣員のあれこれみてってよ

なんなら意識の違いについてもみてってよ

こんにちは。cues派遣員のくまですよ。

 

BKCで行われた期日前投票、前年比プラス120人過去最多の325人

これはかなりいい数字なんじゃないでしょうか。政治参加する大学生が増えたことはうれしいですね。

 

先日、友人の一人がツイッター

明日期日前投票に行く。今日帰りの電車中少し勉強した。友達が活動してるのを無関心で居れるほど軽薄な人間に育ってる自覚はない。動機なんかそんなんでもいいと思った。~

 

とツイートしていました。

 

とてもうれしいツイートですよね!投票への動機なんてそんなもんでいいのです!

 

ですが「政治」という言葉にアレルギーを感じる人も少なくないと思います。実際僕もそうでしたし、僕たちcuesが1000人を対象に行ったアンケートの結果でも、いい印象を持ってる大学生が少ないということが如実に表れています。

(アンケート結果はツイッターで公表しています。)

 

それでも僕たちの活動が、これからの日本を考えるきっかけになったのであれば、そう感じた人がたった一人だったとしても、その活動は価値のあるものだったと感じます。

 

さて、綺麗にしめられたところで今日はお隣韓国の話をしようと思います。

 

先日、韓国人ルームメイトのムウ博士とバリスタセイモンを仲間に加えて、コリアンチキンを食べに行きました。僕はおいしいものを食べると、上がった口角を下げられないという変わった持病を持っているのですが、久しぶりにこの病が発症したのです。

 

以前この病を発症させたのは肉うどんでした。

 

僕も所属していた団体のメンバーの一人、夜の右サイドベンチの異名を持つ友人が、僕を誘って連れて行ってくれたのです。

この怪しげな団体の活動内容については、ここでは関係ないので伏せますが、学部の平和と乙女の笑顔を守るため日々活動していると認識していただければだいたい間違いはありません。

さて、友人に誘われて行った場所は何を隠そう「うどんの国」香川県。うどん食べ歩きというなんともキャッチーなこの企画の最後に食べたのが肉うどんだったのです。

 

あの味はいまでも忘れられませんが、それと同等、それ以上においしいコリアンチキンだったのです。衣はサクサクとしていてすこし歯ごたえがあり、その衣に大切に守られたお肉は、肉汁があふれるほどのジューシーさ。大胆に一口行けば、衣と肉との二重奏が僕を包み込み、口いっぱいにとんでもない幸せが押し寄せてくるのです。

 

 コリアンチキンだけではありません。ビールに韓国のお酒ソジュを混ぜたお酒もたまらなくおいしいのです。

 

酒も進み、飯も旨いとなれば会話も熱を帯びて激しくなっていくのは自然の摂理です。

 

知らぬ間に会話のテーマは「夢」になっていました。皆さんには夢はありますか?

 男なら、夢は大きく。なんなら歴史に名前が残るような夢がいいですよね。

 

僕の夢ですか?

 

もちろん、僕の夢はこの世のすべての女性をショートカットにすることです。

 

女性がすべてショートカットにすれば、クーラーの超過使用も防げ、エコに優しく、いろいろあって、地球温暖化にブレーキをかけることはできませんが、僕が幸せになります。

 

さて、この「ショートカットは地球を救う」を来年の24時間テレビのテーマにする話は置いておいて、

 

 

このテーマで一番熱く語っていたのが、ムウ博士でした。

 

韓国には2年間の兵役があります。彼は、勉強やほかの事に使いたかった2年間もの時間を兵役に使ってしまったと語っていました。

そして、兵役で負った傷のせいで大好きなスポーツもできなくなってしまったのです。

そんな思いを自分の家族にさせたくない。と

 

それは韓国人ならだれでも一回は思うことだと思う、でも誰もそれを変えようとしない。それは変えられない問題なんだと。

 

カナダへと移民したい

 

そう彼は熱く語っていました。

 

もし、僕が彼だったなら同じように韓国のシステムを憎んでいたと思います。でも、彼のように移民を選択肢に入れていたかどうか、それはわかりません。

 

そういう選択もアリなんだとそこで思いました。人生、選択によってガラリと変えられるんだと、それも可能な社会になっているんだと。

 

カナダは移民の国です。同じようにカナダの生活の方が自国よりも豊かだからと移民してくる人は多いです。僕の通う語学学校にも移民を目指す人は国籍を問わずたくさんいます。

 

僕の友人に韓国人女性がいますが、彼女は日本で3年間、映画製作の専門学校に通った経験があります。

 30を超えてもなお、カナダで英語を勉強している彼女は

 

日本人に、自国を出て何かを勉強しよう。という意識を説明しても理解してもらえなかった。」

 

と言っていました。

 

日本は、自国の言語で世界のトップレベルの教育が受けられます。他国で大学クラスの授業を受けようと思えば、英語でしか開講していない。母国語での翻訳がされていないというケースも世界では少なくないという話を教授から聞いたことがあります。

 

また、韓国は超競争、超学歴社会というのは本当のようで、先日同じクラスの韓国人同士がソウル大学以外は重要じゃないと話しているのを耳にしました。

さらに韓国には0時間目があって一般的に韓国の若者は朝の7時から夜の11時まで勉強漬けだそうです。

 

バリスタサイモンは、バリスタの夢をかなえましたが、大学生時代は親からエンジニアになるようにと厳しい教育を受けていたそうで、こういった社会を嫌っていました。

 

 

日本ではムウ博士のように、自分の国の何かを憎む機会もなかったために、自分の国に対して思うことが少ないのかもしれません。

日本は平和で、生活も豊か、そしてなにより母国語でハイレベルな教育を受けることができます。それが当たり前になっているために世界に出ていく必要もなく、自分の国とほかの国を比べる機会も少ないのかもしれません。

バリスタサイモンのように超競争社会の渦中にいる必要もなく、レールにのっていればなんとなくいい方へと生きてこれたために、自分の意見を持つこと自体が少なかったのかもしれません。

 

 

 

ですがだからといって自国に対する「意見を持たなくていい」とはならない。思います。

 

「日本ってどんな国?」

 

そう聞かれたとき、いい国!としか答えられないようでは、恥ずかしいと思いませんか?

 

少なくとも僕の周りの韓国の友人は自分の国に対して様々な意見を持ち、それぞれ行動しています。

 

僕の周りの日本人は選挙があることも知らない子がいたり、政治の話や歴史認識などの話になると黙り込んだりと意識の差を感じざるを得ないのです。

 

海外の人からはそれが「日本人」だと思われてしまうのです。

 

 
韓国でも若者の政治参加は少ないという話しは聞きますし、一概に韓国人の若者が意識が高い、日本人の若者は意識が低いということはないと思います。

 

 

僕自身、cuesの皆と出会わなければ、意識の低い日本人だったので強くそう感じてしまうのかもしれません。

 

グローバル化が進んでいる今だからこそ、自分の国をよく知り、意見を持ち、政治参加することが大切なのではないかな。とそう思いました。

 

 

若者がもっと「政治」を身近なものとして感じられる日が来るといいなと思います。

 

 

今日は少しお堅くとまってしまいました・・・

 

次は、もっと面白くなるように頑張りますね!

 

はぁ、そろそろ日本が恋しい。日本食食べたい。やっぱ日本の安定感ってすごい。

 

 

の世界探検隊cues 派遣員くま

 

最後まで見ていただいてありがとうございます~

 

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